プラセンタ注射
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プラセンタ注射
その歴史は紀元前にさかのぼるプラセンタ
最近、美容ドリンクやサプリメント、化粧品などに含まれて話題となる「プラセンタ」とは、哺乳類の胎盤から抽出される成分で、十数種類のアミノ酸や多種のビタミン、ミネラル、酵素をはじめとして成長因子や栄養成分が豊富に含まれています。
このため、プラセンタは古くから「薬」として活用されており、その歴史は紀元前にもさかのぼり中国の始皇帝や古代エジプトのクレオパトラ、また中世のフランス王妃マリー・アントワネットなども若さや美を保つために使用していたとされています。
また、中国の漢方では、生薬「紫河車(シカシャ)」として知られており、日本でも江戸時代に加賀家伝薬の一つでもあり滋養強壮や虚弱体質、胃腸の不調に用いられる「混元丹(コンゲンタン)」の主成分となっています。混元丹は現代でも美容や健康維持に良いとされていて、金沢の老舗「中屋」より販売されています。
医療機関で行う「プラセンタ注射」は、サプリメントよりも吸収効率が高く、即効性が期待できる治療法です。
次のようなお悩みを抱える方に、プラセンタ注射は効果的です。
- 肌のたるみやシワが気になる方
- シミやくすみ、肌荒れが気になる方
- 慢性的な疲労感・倦怠感がある方
- ホルモンバランスの乱れを感じる方
- 風邪をひきやすく、免疫力の低下が気になる方
- 更年期症状に悩んでいる女性
プラセンタ注射は、美容と健康の両方をサポートできる治療法です。効果を最大限に引き出すには、正しい頻度で継続的に受けることがポイントです。注射の量や頻度は、医師へご相談ください。
プラセンタとは
プラセンタとは『胎盤』のことで、妊娠期に形成され母体から赤ちゃんへ栄養や酸素を送り赤ちゃんの成長を促すために大切な役割を担っています。
そのプラセンタには、アミノ酸、タンパク質、脂質、糖質の他、多種のビタミン、ミネラルなど多くの栄養成分や成長因子(グロースファクター)が豊富に含まれており、その栄養成分がさまざまな効果をもたらすと言われています。
プラセンタは、従来から肝機能障害や更年期障害の治療に使われてきましたが、最近ではエイジングケアや美白美肌作用、疲労回復や抗アレルギー作用など幅広い分野でその有効性が注目されています。
プラセンタの効果
プラセンタは、血液やリンパの流れの促進、新陳代謝の活発化、肌のコラーゲン再生など多岐にわたって働きかけます。そのほかにも、肝臓保護、更年期障害の改善、美肌などのアンチエイジング効果、免疫力の増進、疲労改善などの滋養強壮効果、自律神経調整などの効用もあります。
- 免疫力の向上
細胞を活性化させることで、病気に対する抵抗力・免疫力を高めます。 - ホルモンバランスの改善
ホットフラッシュ、不眠、頭痛、イライラ、抑うつなどの精神症状など、乳汁分泌不全、生理不順、生理痛などにも効果的です。 - 血行促進
血液の流れを良くする働きがあり、冷え性、むくみ、肩こり、腰痛といったお悩みの解消が期待できます。 - 疲労回復
細胞を活性化させることで疲労感を抑え、体力、集中力、睡眠の質の向上につながります。 - 肝機能改善・解毒作用
基礎代謝の促進や解毒作用によって肝細胞増殖因子が活性化され、肝細胞の数が増えることで肝機能が回復します。アルコールの分解も早めるため、二日酔いにも効果的です。 - アンチエイジング
活性酸素の発生を抑えることでしわやたるみを減らし、メラニン生成を抑えて美白・美肌効果、コラーゲンの生成を促しハリのあるお肌へ、また肌の保湿力を高めます。皮膚の炎症を抑えて組織の修復を促進、ニキビなどの症状を緩和します。
プラセンタの安全性
プラセンタの歴史は非常に古く、1590年頃の中国では「紫河車(しかしゃ)」という滋養強壮・不老長寿の生薬として使われていたのが記録に残っています。
日本では、1950年代に更年期障害や肝機能障害を治療する医薬品として旧厚生省から認可されており、現在も多くの医療機関で保険診療でも使用されています。現在までの治療の中で、重篤な副作用等は発症しておらず、安全性についてもしっかりと管理されています。
原料となる胎盤は、核酸増幅検査を実施しHBV・HCV・HIVが陰性であることを確認してあり、さらに製造の最終段階で121℃/30分間の高圧蒸気滅菌処理をしてあり、ウイルスや細菌の感染を防止しています。
しかしながら、まだ発見されていない人類にとっては未知のウイルスに感染する危険性は現時点でまったく無いとは言えないことから、厚生労働省の指針に基づき献血や輸血はできなくなります。
また特に併用してはいけない薬などはありません。
プラセンタの副作用
プラセンタは比較的副作用は少ない製剤ですが、まれに副作用が起こる場合があります。ただし、これらの副作用の発生率は低く個人差もあることから、すべての人に現れるわけではありません。
- 注射部位の疼痛・内出血
- 注射部位の硬結
- 過敏症(発疹、熱感、掻痒感)
- 頭痛
- 眠気
- 倦怠感
- 肝機能障害(AST,ALT 上昇など)
- 閉経後の出血
- 女性化乳房
- 体重増加
などがあります。何か異常を感じた際には、すぐに医師か看護師に相談しましょう。
未承認機器・医薬品に関する注意事項について
- 医薬品医療機器等法上の承認:未承認
慢性肝疾患治療などの治療時には承認されておりますが、美容目的での使用については医薬品医療機関等法上の承認を得ていないものです。 - 入手経路: 国内販売代理店経由で入手
- 同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等の有無:有
- 諸外国における安全性等に係る情報の明示
韓国で慢性肝疾患における肝機能障害、ヨーロッパで慢性肝疾患、慢性再発性ヘルペス、アドピー性皮膚炎の治療目的で承認・販売されています。
※当院でプラセンタ治療に使用している薬剤(ラエンネック)は、厚生労働省で医薬品として認可されています。ただ、この認可は慢性肝疾患治療などの治療時に、保険適応が認められていますが、当院での美容を目的とした治療は自由診療となりますのでご注意ください。
| プラセンタ注射 | 1A | 880円(税込) |
|---|---|---|
| 2A | 1,650円(税込) |
自費診療のキャンセルについて
港北メディカルクリニックでは、当日のキャンセルやご予約日の変更、無断キャンセルの場合にはキャンセル料をご請求させていただいております。
点滴療法は予約制となっておりご予約の定員数には限りがあることから、直前のキャンセルは他の患者様の治療機会にも影響し、ご迷惑がかかることがあります。また、点滴薬剤や資材は準備後のキャンセルでは保存ができないことから廃棄することになります。
ご予約の際には、以下のキャンセルポリシーをご一読いただき、ご了承の上でご予約ください。皆さまに円滑に診療を受けていただけるよう、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
自費診療(点滴・注射・健康診断など)キャンセルポリシー
日頃から当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。
当院では、患者様一人ひとりに最善の治療ができるよう、時間枠を設けて医師やスタッフ、医療物品等を確保して診察・施術を行っております。皆様にご満足いただけますよう待ち時間の削減と、より多くの方に治療を受けていただくために、下記の通り規定を設けさせていただきました。ご予約の際にはご一読いただき、ご了承の上、ご予約ください。
ご予約時間に施術開始できるように、何卒ご理解ご協力いただけますようお願い申し上げます。
- ご予約の変更、キャンセルをご希望の場合は1営業日前の診療時間内までに、クリニクス予約サイトか、お電話(045-595-2660)にて必ずご連絡ください。 前日が祝日・休診日の場合は休診日前にご連絡いただくようにお願いします。メール等でのご予約変更やキャンセルは対応しておりませんので、ご了承ください。
- 当日のご予約変更や無断キャンセルは、自費点滴及び自費注射3,300円(税込)、健康診断1,100円(税込)をキャンセル料として次回来院時の施術前、または銀行振込にてお支払いいただきます。
なお、お振込み手数料は患者様のご負担とさせていただきます。予めご了承ください。
医師との相談のみのご予約の場合は、「相談料」をキャンセル料としてお支払いいただきます。
初回相談料2,200円(税込)、2回目以降相談料1,100円(税込) - 道路混雑・電車遅延・駐車スペースなどの混雑などによる遅刻は、考慮しかねますのでお時間には余裕をもってご来院ください。
15分以上遅刻した場合は、キャンセル扱いとみなし、当日の施術は受けられませんのでご了承ください。その場合もキャンセル料は、規定通り請求させていただきます。
予約状況により遅らせて施術対応可能な場合もありますが、予約が入っている場合は、次の患者様のご迷惑となりますので、キャンセル扱いとさせていただきます。
当院の機械トラブルや職員の急病、自然災害等の事情で、当院より当日変更のお願いをする場合もございますが、その場合のキャンセル料は発生しません。 - 遅刻により施術のご案内ができなかった場合、ご来院にかかった交通費などの負担は当院ではできかねますので、ご注意ください。
- 診察予約や施術予約の無断キャンセルが2度続いた場合や、キャンセル料をお支払いいただけない場合は、次回以降のご予約をお断りすることをご了承ください。
- ご自身の急な体調不良や、やむを得ない事情の場合は(※いずれも証明書などで証明が可能な場合に限る)キャンセル料をいただかない場合もございますので、まずはお電話(045-595-2660)にてご相談ください。
点滴療法料金表
港北メディカルクリニック 概要
- 院長
- 大澤 浩
- 標榜科目
- 内科、呼吸器内科、循環器内科、糖尿病内科、消化器内科、アレルギー科、精神科
- 診療時間
- 午前 9:00~13:00 午後 15:00~18:00
- 休診日
- 土曜日午後、日曜日、祝祭日
- 住所
- 〒224-0027神奈川県横浜市都筑区大棚町3001-8
- 電話
- 045-595-2660
- FAX
- 045-595-2661
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- 横浜市営地下鉄 センター北駅より徒歩8分
※駐車場完備
医療法人社団 凰和会理念(医療ポリシー)
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- 私どもは、患者様に最高のクオリティ-を提供することで、パーソナルなサービスを求める患者様のご要望以上を満たすようケアサービス追及をしてまいります。
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- 行動規範
- 私どもは互いの接し方そして相手に対する範の示し方を通じて私どもの理念を実行しています。患者様であれ、提携先であれ、スタッフ間であれ、常に自分がそうして欲しいと思う対応で相手に接しております。